転移性脳腫瘍の症状と治療、生存率

転移性脳腫瘍と症状

転移性脳腫瘍は、体の他の部位がガンになり転移してくる腫瘍のことです。脳腫瘍は、頭の中(頭蓋骨の中)に出来る腫瘍のとですが、この腫瘍の出来方には2通りあり脳自体から発生する原発性脳腫瘍と多臓器が癌(がん)に犯され転移してくる転移性脳腫瘍にわかれます。多臓器から転移ではない、原発性の脳腫瘍は良性か悪性のどちらかですが、多臓器から転移してきたものは悪性の腫瘍です。
脳腫瘍全国集計報告書によると転移元には、肺癌(51%)や、乳癌(10.3%)、胃癌(5.3%)、直腸癌(4.4%)、子宮癌などがありますが、どこからということはありません。また症状が悪化する進行スピードも早いのも特徴になります。

 

また元々頭蓋骨は脳を守るために存在しますが、脳腫瘍ができたことによって脳の大きさが大きくなるわけですので頭蓋骨の内圧が上がます。
転移性脳腫瘍により、頭痛や、腫瘍による周辺組織などの損傷、吐き気、言語障害や精神障害、麻痺(まひ)、痙攣(けいれん)、嘔吐、手足の痺れ(しびれ)などの症状があります

 

転移性脳腫瘍が進行すると脳自体が腫瘍により腫れるわけですから頭蓋骨の内側から頭蓋骨の外へ出ようとします。この状態だけでもずいぶん危険な状態ですがさらに進行すると頭蓋骨の隙間から飛び出てしまうわけです。症状がここまで進行するとかなりの危険な状態になります。この状態が脳ヘルニアとか、嵌頓ヘルニア(かんとんヘルニア)と呼ばれる状態で出血を伴ったり、長期間圧迫されることで組織が壊死する可能性があります。

転移性脳腫瘍の生存率と手術

転移性脳腫瘍の手術治療を行うかどうかの目安は、予後(生存期間)が6ヶ月以上期待ができるかどうか?転移元の癌(がん)が治っているかどうかなどによるそうです。脳腫瘍全体としては、5年生存率が75%以上ですが、悪性度の高いものについては医学の進歩した現在でも生存率は低いのが現状です。

 

脳に出来た転移性脳腫瘍が、5センチほどになると周辺の神経が耐えられなくなるのと転移元の癌の予後(生存期間)が3ヶ月以下の場合は、手術による治療が意味を成さなくなるため手術ではなく現状維持でステロイドなどの薬剤による薬物治療や、単発性の場合は手術と脳への放射線治療、多発性の場合は(定位的・全脳)放射線治療などが選択されるようです。

 

また脳腫瘍のうち3割を占める最も悪性の高い悪性腫瘍である悪性グリオーマの場合は、どのような治療を行っても余命は1年あるかないかだそうです。

転移性脳腫瘍の治療と予後(生存期間)

一般的には、転移性脳腫瘍が発見された時点で他の臓器の癌があるいうことですから、予後不良といわれています。転移性脳腫瘍の検査には、MRIや、CT検査を行い小さな腫瘍も見逃さないように行われます。検査には造影剤なども使われる場合もありますが、アレルギー反応を起こすことがあります。造影剤を投与経験のない方はアレルギー反応が出ないか医師に調査もしくは、確認したほうがいいでしょう。(経験では本当に大丈夫なのか?というくらいびっくりします。)

 

転移性脳腫瘍の治療には、症状軽減のためにステロイドなどの薬剤による治療が行われますが、転移元の癌(がん)などの状態や、他の部位への転移なども考慮して治療が行われるようです。転移性脳腫瘍の治療は、転移先、転移元の癌(ガン)の状態も考慮しながらの治療ということもあり大変なようです。

 

また転移性脳腫瘍は、根治が難しい状態の腫瘍ですが、最近は患者さん1人1人の状態を見極めた治療計画をたて、転移性脳腫瘍を手術により小まめに除去していけば治療効果が高いといわれていいます。

 

放射線治療には、ガンマナイフ(γ-knife)、サイバーナイフ(Cyber Knife)といった患部にピンポイントで放射線治療を行う方法があります。

 

■目安として脳腫瘍全体での5年生存率は75%
神経膠腫・・・38%
神経膠芽腫・・・6%
悪性星細胞腫・・・23%
星細胞腫・・・66%
転移性脳腫瘍・・・13%

転移性脳腫瘍の再発防止に

転移性脳腫瘍の治療には、ステロイドなどの薬物治療、手術による治療、放射線治療などがありますが、癌を切除後は、再発防止の為に放射線治療が行われ、抗がん剤投与、免疫療法などが行われます。

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